今回は、04年の夏の甲子園で2勝を挙げた聖光学院について書きます。
私は、聖光の03年秋と04年春・夏の公式戦を計5試合くらい生で観戦しました。
感じた事は、強力打線でありながらもシッカリとバントの決められる打線と、内外野の鍛えられた守備が非常にバランスが取れていると言う事です。「試合に勝つためには何をすれば良いか」をきちんと各選手考えているのが見えたのも印象的でした。
もう1つ感じたのは、非常に控え・レギュラーを問わずどの部員も礼儀正しいと言う事です。
とある球場で観戦していた時の事です。聖光が登場する前の試合、聖光ナインがネット裏に観戦に来ました。すると、一観客である私に各部員が挨拶をしてくれたんです。
私は、今まで高校野球観戦は結構してきたんですが、そう言う事は初めてでした。(チケット販売などの裏方の部員の皆さんから挨拶される事は、良くありましたけど。)
それから「このチームは応援していこう」と思いました。
聖光と甲子園で避けて通れない話題が、01年にあります。
初出場の聖光の相手は、同じく初出場の大分県代表・明豊高校(この大会8強)。この試合に何と0対20で大敗してしまいました。その悔しさが、監督はじめ部員一同には04年までずっと残っていた事でしょう。
03年には、第一シードで決勝まで進みながらも惜しくも強豪・日大東北高校に敗れました。
しかし、04年は春の東北大会で東北高校に次ぐ準優勝に輝き大いに自信を深めました。
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