佐世保の痛ましい事件をきっかけに、マスコミがネットに関してネガティブキャンペーンをしています。
私は、サイト運営に必要最小限の知識しか持っていないので、あまり偉そうな事は言えませんが、でもサイト運営者の一人として思う事を書きます。
確かに、文字だけでのやり取りだと誤解を生みやすかったり、便利で色々な事が出来る分問題が多い事は認めます。
しかし、それ以上に距離や多少の時間の差を越えて色々な人が気軽に交流できると言う便利さがあります。
しかも、電話を使うより容易に多くの情報がやり取りできるので、非常に楽しい事が多いです。
最近のマスコミの報道を見ていると、「ネットは犯罪の温床である」と決めつけてかかってる論調が目立ち、非常に腹が立ちます!
犯罪に結び付くような事をしてる人は、数えるほどしかいないわけで、大多数の人は良識を持って生活を豊かに楽しむ為の手段として活用しているはずです。
「こう言う良い所もあるけれど、使い方を間違うと大変な事になる」と言うなら話は分かりますが、そう言う論調にはほとんどお目に掛かった事がありません。
そもそも、ネットをやってない人に何が分かるんだ、と言いたくなります(毒)!ネットを楽しんでる人の意見も入れないと、不公平です。
報道する側の勝手な先入観で論じられてるのは、何もこの話題に限ったことでは無いですけどね。
何でも物事を単純化して、一方的な見方で決め付けるのが、日本のマスコミの最も悪い癖だと思います。
ネットは、あくまでも通信の手段です。それを有効に活用するかしないかは、それぞれの使い手の考え方次第です。それを忘れてはいけないと思います。使い手の良識が無いと、きちんと機能しないのが、この世界だと思います。
顔が見えなくて、誰でも気軽に使えるからこそ守らなければならないルール・マナーと言うのは当然あります。でも、それを守りさえすれば、楽しい事が沢山ありますよ。
学校の学習に積極的にネットが活用されていたり、天てれの公式サイトもある時代です。「危険だからネットはダメ」と頭ごなしに否定するのは、後ろ向きな発想です。
小さい子でも、ネットに問題点がある事を認識していれば、どんどんネットをやって良いと思います。いかに周りの人がその事を教え、本人が理解するかと言うのが問題でしょう。
逆に、ネットをやらないから問題が起きないと言う訳でもないし。
電話でも、ネットやメールが簡単に出来る時代です。電話でも同じ問題は起こり得る訳です。結局、どんな優れた機械を使おうとも人間と人間の関係が無くなるわけではない、と言う事を良く考えるべきです。
桜花に来て頂いてる方々は、良識をきちんと持ち合わせている方ばかりだとは思いますが、思わず書きたくなって熱く語ってしまいました(苦笑)。
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